こんにちは。今回は、新型コロナウイルス(COVID-19)家内に感染が疑われる人(以下、感染者)がいる場合の注意事項を教えていきたいと思います。
どこに相談すればいい?
まず、以下のいずれかに該当する場合は、帰国者・接触者相談センターに相談しましょう。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
重症化しやすい人はどんな人?
高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受
けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方などは、重症化しやすいため、上記のような状態が2日程度続く場合には、帰国者・接触者相談センターに相談しましょう。
相談後、医療機関にかかるときは?
帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診しましょう。複数の医療機関を受診することは感染を拡散する可能性が高まりますので控えましょう。
また、医療機関を受診する際にはマスクを付けるほか、手洗いや咳エチケットの徹底をしましょう。
では、本題の「家内に感染が疑われる人がいる場合」を紹介していきます。
感染者と他の同居者の部屋を分ける
まず最初に、感染者を隔離しましょう。一番簡単な方法として同居人(家族)と感染者の部屋を分ける方法です。
もし部屋数が少ない等の理由で、部屋を分けることが出来ないという場合でも、感染者から少なくとも2m以上の距離を保つことや仕切りやカーテンなどを設置し、ウイルスが飛沫して感染する可能性を少しでも減らしましょう。
窓を開ける
もうすでに、感染者によって家にウイルスが飛沫している可能性があります。ですので、窓を開けて、換気の良い部屋を作りましょう。
感染者と極力接触しない
感染者と接触しないことが大切です。最も良いのは、感染者の行動を制限しトイレやバスルーム(お風呂)などの共有スペースだけにするという方法です。そして、極力感染者は隔離している部屋から出ないようにすることです。
また、共有スペースが家に2つあるという場合(トイレが1階と3階にある)は、1つ目は感染者以外用、2つ目は感染者用という風に分けると良いでしょう。
食事や寝るときも別室
食事をするときや、睡眠をするときも別室なのが理想です。もし、食事をする部屋を変えれないという場合でも、家族みんなと食事をせずに少しずつ時間をずらすなどの方法をとりましょう。寝る部屋が一つしか無いという場合は、頭が向かい合うように枕のいちを揃えて寝るのではなく、互い違いにするだけでも、感染者の顔から距離がとれるようになります。
感染者の世話をする人は限られた人のみ
先程もいいましたが、感染者と接触しないことが大切です。ですが、感染者が子供だったり一人ではやっていけないなどの身の回りの世話が必要な場合は、お世話をする必要があります。そのお世話をする人が、感染者と接触すると感染する可能性があるため、可能な限り一人に決めておいたほうが良いです。また、心臓、廃、肝臓に持病がある人、糖尿病の人、免疫が低下した人、乳幼児、妊婦等はなるべく避けるようにしてください。
全員がマスクを付ける
感染者と家族の両方がマスクを着用することで、ウイルスの拡散を防ぐことが出来ます。また、ウイルスを広げないためにも使用したマスクは、他の部屋には持ち出さずに部屋の入口に置くか、すぐに捨てるなどをしましょう。
また、マスクには、のど・鼻周辺を加湿する効果もあります。ですので、できるだけマスクを付けましょう。
マスクを外すとき
マスクを外す際には、マスクのゴムやひもをつまんでまずし、マスクの表面には触れずに廃棄します。また、マスクを外した後は、マスクに付いていたウイルスが付いている可能性があるので、必ず石鹸でも手を洗ってください。手を洗えない場合は、アルコール手指消毒剤でも構いません。
マスクが分泌物で濡れたり汚れたりしたら
マスクが分泌物で濡れたり汚れたりした場合は、すぐに新しい清潔な感想マスクと交換する必要があります。マスクが品薄で手に入らない場合や、マスクの使用が耐えれない場合は、咳やくしゃみをするときにティッシュ等で口と鼻を覆いましょう。また、使用後のティッシュ等はすぐに捨てましょう。
小まめにに手洗いうがい
ウイルスのついた手で目や鼻、口などを触ってしまうと粘膜・結膜を通して感染することがあります。こまめに、石鹸を使って手洗いをしたりアルコール消毒をしましょう。
できるだけ換気をする
感染者のいる部屋は、定期的に換気をしましょう。他の家族がいる部屋も換気をしたほうが感染を防ぐことが出来ます。エアコンなどの空調や換気扇を回したり、日中の温かい時間に窓を開けるのもよいでしょう。
とにかく消毒
取っ手やドアノブ等の共用する部分は、消毒しましょう。また、タオルや食器、箸、スプーン等などを共用しないことも大切です。トイレやお風呂は、水拭きするか、家庭用の掃除用洗剤等でウイルス量を減らすことが出来ます。
ゴミは密閉して捨てる
先程も言いましたが、鼻をかんだティッシュ等は、ウイルスがもちろん付いています。そのティッシュを他の家族の日とが触ると感染する可能性が高まります。すぐに、ビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てましょう。その後はすぐに手洗いをしましょう。
最後に・・・
今のおとなしく外に出ずにお家で安静にしておきましょう。
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