こんにちは！なりかくんです。
最近ChatGPTやGeminiなどの生成AI分野がかなり進化してきましたね。直近ではChatGPTがGPT-5.2をリリースしてX（旧Twitter）などでは、専門家レベルと呼ばれるほどです。
そんな中、生成AIを活用したいろいろなサービスがありますが、今回は、文章の生成のほかに、画像生成やブログ記事をSEO面から配慮しつつ生成するAIツールなどがある多機能AIツール「ChatArt」について紹介していこうと思います。
ChatArtとは？
ChatArtは、iMyFone社にて開発された多機能AIツールで、他のAIツールと違う点としてはSEO最適化やAI生成と分かりにくい自然な文章生成を支援する機能、論文要約などの機能が提供されている点となります。（筆者が使って思った感想です。）
このツールは、インストール作業などが不要で、ブラウザだけで動作します。
ただ、「すぐに呼び出せるようにしておきたい。」という場合はソフト版も用意されています。WindowsとmacOSに加え、iPhone/AndroidやChrome拡張機能にインストールすることが出来ます。
ChatGPTとChatArtは何が違うの？
生成AIといえばChatGPTを思い浮かべる方が多いと思いますが、ChatArtは「用途特化型」のAIツールという点で性格が違います。
ChatGPTは、質問への回答や文章生成、アイデア出しなどに強く、文章生成AIとしては非常に強いのですが、SEO記事作成や画像・動画生成を行う場合は、外部ツールや追加の工夫が必要になることもあります。
一方ChatArtは、「ブログ運営・コンテンツ制作を効率化すること」に対応したAIツールです。
後で紹介しますが、ブログ記事作成機能として
・SEOを意識した記事構成
・検索キーワードの提案
・画像・動画生成
・記事タイトルやアイキャッチの自動生成
といった機能が用意されており、SEOを考えて記事を書く上で必要な機能が揃っているのが、ChatGPTとChatArtの違いです。
実際に各ツールを使ってみる
では、実際に各ツールを見てもらった方が早いと思うので簡単にそれぞれ使ってみようと思います！
ChatArtのホームページにアクセスして、「オンラインで試す」から始めます。
AIチャット
まず最初は、普通の文章でやり取りするAIチャットです。利用できるモデルとしては、以下の通りです。（2025年12月15日現在）
・OpenAI
GPT-5.2 Instant / GPT-5 / GPT-4.1 / GPT-4o / GPT-4o mini / o3-mini
・Gemini
3.0 Pro / 2.0 Pro / 2.0 Flash
・Claude
Sonnet 4.5 / Sonnet 4 / Sonnet 3.7
・DeepSeek V3
今回は、ネットワーク接続を有効にしてGPT-5.1 Instantで「なりかくんのブログについて教えて。」と聞いてみます。
結果はこのように回答が返ってきました。どこをソースにしたのかが分かりやすく表示されるので、信用できますね。
AI検索
次にAI検索です。これは、某Googleのように検索ボックスがあって、サジェストを見ながら検索できる機能です。
「今年の年末は何の映画がヒットしそうですか？」と聞いてみました。
このようにビデオ検索やウェブ検索などを表示しつつ、文章で回答をしてくれました。
画像から動画へ
画像から動画へ 機能は、その名の通り1枚の画像から最大10秒の動画を生成することができます。動画生成で利用できるモデルは以下の通りです。（2025年12月15日現在）
・ChatArt独自モデル
Art Motion 4.1
・Google
Veo 3, Veo3 Fast
・PixVerse 4.5
・Wan 2.5
・Sora 2
今回はせっかくなのでChatArtオリジナルモデルのArt Motion 4.1で私が動物園で撮ったライオンを脱走させてみようと思います。
実際に出来た動画がこちらです。音声もついていい感じにライオンが歩いてくれています。
テキストから動画へ
先ほどは画像から動画にしましたが、もちろん画像無しでもテキストだけで動画生成もできます。テキストから動画生成で利用できるモデルは以下の通りです。
・ChatArt独自モデル
Art Motion 4.1
・Wan 2.5
・Sora 2
今回も先ほどと同じArt Motion 4.1でUFOの動画を作ってみました。
実際に生成した動画はこちらになります。
動画延長
ちょっと前にAdobeのプレミアプロなどでも流行っていた動画の尺が足りない時に延長できる機能です。
利用できるモデルは、PixVerse 4.5だけになります。先ほど作ったUFOの動画を延長してもらいました。
延長してみた動画がこちらになります。若干不自然になっちゃったかもしれないですが、延長することができました。
テキストから画像
動画生成だけでなく、画像生成もできます。最近話題のNano Banana Proも使うことができる点がポイントです。
使えるモデルは以下の通りになります。
・Nano Banana Pro（Google）
・Art 4.1 (ChatArt独自モデル）
・Seedream 4.0
・Flux Kontext Max
・Stable Diffusion
また、画像スタイルとしては他の画像生成と大体同じですが、ジブリ / 油絵 / フラットイラスト / 写真撮影 / アニメーション / スケッチ / 3D漫画 / 中国絵画 / ポートレート が選べます。
実際に、ChatArtオリジナルモデルのArt 4.1でかわいい猫ちゃんを生成してみた結果が以下の通りになります。
画像から画像
画像からスタイルを変えたりすることができるのが「画像から画像」です。ライオンの写真をマンガスタイルに変えてみた結果が、以下のようになります。流石Nano Banana Proですね。
また、このツールでは生成した画像から更に加工することができます。
できることは、「テキストを削除」「服の着せ替え」「背景を変更」「説明に基づいて画像を編集」「背景を削除」「画像強化」の6種類のボタンがあります。
小説ライター
生成AIツールでも、あまり見かけない機能の一つとして「小説ライター」機能があります。
今回、試しに3行ほど第一章を書いて、小説を書かせてみました。ここまで書いて、カーソルのところにある生成ボタンを押すと続きを生成してくれます。
実際に生成してみると、以下のように続きを書いてくれました。なお、なにか設定が悪かったのか、私の生成した小説がなぜか途中からエッチな展開になる物語でした。なぜなんだろう（笑）
途中からエッチな展開なので、最初のエッチではない部分だけをお見せします。
SEO記事作成ツール
次にSEO記事作成ツールです。これが最も生成AI系のツールでオリジナリティーがあるのかなって思います。
ライティング機能には、SEO記事作成ツールや万能記事作成ツール、記事リライターなどがありますが、今回はSEO記事作成ツールを試してみます。
最初に、どのような記事にするか。というトピック入力画面があります。ここで、どういう記事にしたいかを入力します。
次に記事の種類（リスト記事や技術記事など）やどういう口調で記事を書くかなどを詳細に設定できます。
詳細の次は、SEOに強いキーワードなどを一覧で表示してくれます。これは、普段からSEOを気にして記事を書いている方なら分かると思うのですが、倍率などが簡単に確認することができます。
主なキーワードが決まったら、選んだキーワードを基に、タイトルを自動生成してくれるので、どのタイトルがいいか、選びます。正直どのタイトルもよさそうで悩んでしまいます（笑）
その次は、二次キーワードを設定します。これも、主なキーワード設定とほぼ同じです。
そして、最終的に目次を提案されて、問題が無ければ「生成」を押すと、記事の生成が開始します。
1分ほどで記事が完成します。実用レベルの記事が短時間で生成されました。
また、アイキャッチ画像も自動で生成してくれるのでこのままブログに載せても問題無さそうなレベルです。
料金は？
では次にChatArtを使うためにかかる料金について簡単に紹介しておきます。
プランとしては、スマホだけで使うプランとスマホ＋Webプランがありますが、今回はWeb版をメインで紹介しているので、スマホ＋Web版のプランで紹介します。
スマホ＋Web版の中には、3種類の支払いプランがあって、毎月払うタイプの「月額ライセンス」と1年ごとの支払いの「年間ライセンス」、一度払えば永久に使える「永久ライセンス」があります。
| 月額ライセンス | 年間ライセンス | 永久ライセンス | |
|---|---|---|---|
| 料金 | 2,680円 / 月 | 6,980円 / 年 | 22,980円 |
| ダイヤモンド数 | 毎月250個 | 毎月250個 | 毎月500個 |
また、ダイヤモンド数と書いていますが、画像生成や動画生成などを行う際にダイヤモンドを消費します。おおよそ動画生成だと1回30個ぐらいですね。
値段を見てみると、3ヶ月以上使うのであれば年間ライセンスが圧倒的にお得ですね。ただ、生成AI市場も現状まだあまり分からないので、月額ライセンスで使うのもいいかもしれないです。
最後に
今回は、SEOに強い生成AIツール「ChatArt」について紹介してみました。
ChatArtは、ブログを効率化したい人、SEOを意識した記事を書きたい人、画像・動画もまとめてAIに任せたい人などにおすすめできると思います！
無料でも何回か試すことはできるので、是非試してみてください！
最後までお読みいただきありがとうございました。
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