こんにちは!なりかくんです。今回は、ゲーミングチェアの選び方について紹介していこうと思います。
失敗しないためのゲーミングチェアの選び方
ゲーミングチェアは、1万円から6万円ほどの価格帯で販売されています。
椅子として考えると高価なゲーミングチェアは、一度購入すると簡単に買い替えたりすることができなくなってしまいます。
そのため、しっかり選ばなければ失敗してしまうため失敗しないためのゲーミングチェアの選び方を紹介していきます。
購入する際の参考にしてみてください。
推奨身長の確認
ゲーミングチェアだけでなく椅子には、推奨身長というものがあります。
ゲーミングチェアは、もともと1日に10時間以上もの間、椅子に座り続けるプロゲーマーのために作られており、長時間座っていても快適に過ごせるように設計されています。
そのため、背もたれは姿勢が悪くならないように丸みを帯びており、身体にフィットする構造になっています。
ほかにも、腕の負担を減らすためにアームレスト(肘置き)が付いていたりとさまざまな機能が搭載されています。
しかし、推奨身長外の人が座ると背もたれが身体にフィットせずに姿勢が悪くなってしまい、アームレストに腕が届かないといったこともあります。
それだけでなく、体格が小柄な方が推奨身長が大きめのゲーミングチェアに座ってしまうと地面に足が届かずに、クッションが太ももの裏部分を圧迫し続けてしまい、血流の流れを悪化させてしまいます。
血流の流れが悪くなってしまうと、下半身への血の巡りが上手く行われないため、足がむくむ原因となります。
推奨身長外の椅子に長時間座ってしまうと、本来快適に座り続けることを目的として設計されているゲーミングチェアの機能を活かすことができずに、かえって疲れやすい環境を作り出してしまいます。
ゲーミングチェアの選び方の基本として、まず推奨身長を確認するということ覚えておいてください。
表面素材
現在販売されているゲーミングチェアに使われている素材は、大きく分けると3つになります。
「PUレザー」「ファブリック」「メッシュ」この3種類のどれかになっており、それぞれの素材にメリットやデメリットがあるので、ここではその素材の特徴について紹介していきます。
PUレザー
PUレザーは、カバンや洋服に使用されている素材で私たちの生活を支えてくれている人口皮革になります。
人工皮革は何種類かありますが、PUレザーはその中でも高級品に位置付けされており、他の皮革と比べると柔らかい肌触りで経年劣化や汚れに強い素材です。
また、他の皮革と比べると通気性の良い素材のため、長時間座り続けるゲーミングチェアにも使用されている素材になります。
PUレザーは、汚れに強い素材となっていることで手入れも簡単になっており、座っているときに飲み物などをこぼしてしまっても簡単に拭き取って綺麗にすることができる素材になっているので、長く綺麗にゲーミングチェアを保つことができます。
しかし、PUレザーは皮革の中では通気性が良い素材になっていますが、あくまで皮革なので肌が密着する部分は蒸れやすいのがデメリットと言えるでしょう。
そのため、PUレザー素材のゲーミングチェアの使用をするときはクーラーなどのある部屋で使用することをおすすめいたします。
蒸れやすい素材になっているので、冬などは暖かい座り心地になっています。
ファブリック
ファブリック素材のゲーミングチェアもPUレザー素材のゲーミングチェアと同じくらい人気の素材になります。
ファブリックとは、インテリア業界では布の総称として使われる名称となっており、通気性がPUレザーより優れており耐久性の高い素材です。
主に、ソファーなどに使用されている素材になるので、普段からファブリック製品に座っているといった方も少なくはないのではと思います。
ファブリックは、椅子だけではなくカーテンなどにも使用されている素材になっているので、PUレザーと共に私たちの生活を支えてくれています。
そんな、ファブリックをゲーミングチェアに使用することで、通気性が良く快適に座り続けることが可能となります。
しかし、ファブリック素材は通気性を良くするために表面の網目が荒くなっています。
表面の網目が荒いことで、ホコリやゴミを溜めやすいといったデメリットがあり、飲み物をこぼしてしまうとシミになりやすい素材となります。
ファブリック素材のゲーミングチェアにシミを作ってしまうと、素人では綺麗にすることはできず業者に依頼しなければなりません。
綺麗に保つために手間のかかる素材にはなりますが、通気性の良い素材で長期間使用していける素材になっています。
メッシュ
メッシュは、現在販売されているゲーミングチェアの中で1番通気性の良い素材になっています。
通気性が良いことで、ゲーミングチェアだけではなくオフィスチェアの一般的な素材としても使われているので、長時間座り続けても快適に座り続けることができます。
また、メッシュ素材でできているゲーミングチェアのクッションは、ウレタン性のクッションでできているものより座面がへたりにくくといったメリットがあります。
そのため、長期間使用していくことができる素材となっています。
しかし、メッシュ素材でできているゲーミングチェアはウレタン性のゲーミングチェアより座り心地が劣っているといったデメリットがあります。
座り心地を重視したい方にはおすすめできない素材とはなりますが、座っているときに蒸れたくないといった方にはおすすめできる素材になります。
リクライニング角度
リクライニングとは、背もたれを倒し休憩するための機能になります。
ゲーミングチェアは、130度程から180度まで倒すことができるようになっており、ゆったりと休憩することができます。
人は、長時間集中し続けることは無理で、適度に休憩を取ることで作業効率を上げることができるといった研究結果が出ています。
休憩することで、落ちてしまった集中力を回復するだけでなく仮眠をとることで疲労を回復することができます。
しかし、180度までリクライニングできるゲーミングチェアは種類が少ないので、選択肢の幅は少なくなってしまうかもしれません。
自身がどのように使用していきたいかでリクライニング角度を決めることで失敗しにくい選び方ができるようになります。
アームレスト
アームレストは、長時間机に腕を持ち上げることからくる負担を軽減するためにゲーミングチェアに搭載されている肘置きになります。
ゲーミングチェアに搭載されているアームレストには、いくつか種類があり4Dアームレストが上下・左右・前後・回転と可動域の大きなものになっています。
可動域が広いことで、使用者に最適な位置にアームレストを持ってくることができるので、腕への負担が減り、肩をこりにくい姿勢を作ることができるようになります。
アームレストには、上下のみしか動かないものや回転ができなくものなどもあるので、その辺をよく確認して購入するようにしましょう。
クッション性
長時間座り続ける椅子だからこそ、座り心地は気にするべきポイントとなります。
座り心地は、ゲーミングチェアに搭載されているクッションによって大きく変わってくるため特徴を知って購入するようにしましょう。
クッションによって、座り心地はもちろんですが腰痛を改善することができます。
低反発
低反発クッションは、体重をかけると沈み込み反発力があまりないクッションのことを指します。
クッションが沈み込むことで、使用者の身体のラインに沿って素材が変形し、クッションにかかる負荷を分散してくれます。
また、クッションが柔らかいことで長時間座り続けてもお尻が痛くなりにくく、負荷を分散してくれるので腰に負担をかけにくいクッションになります。
腰痛持ちの方におすすめできるクッションとなります。
高反発
高反発クッションは、体重をかけてもあまり沈み込まないクッションを指します。
クッションがしっかり反発することで、座った人の姿勢が崩れにくく正しい姿勢で座り続けることができます。
正しい姿勢で座り続けることで、腰にかかる負荷を大幅に減らすことができるので腰痛になりにくくなります。
しかし、高反発クッションは硬めの座面になっているので、人によっては長時間座っているとお尻が痛くなったり腰が痛くなりやすい素材です。
そのため、腰痛持ちの方にはあまりおすすめできない素材なので、腰痛予防したい方が購入するのが良いでしょう。
価格優先の選び方は危険!ゲーミングチェアに潜む落とし穴
ゲーミングチェアは、1万円から8万円ほどの価格帯で販売されています。
そのため、安く購入するために通販サイトで1万円から2万円で販売されているゲーミングチェアの購入する方が多くいます。
しかし、機能性などをあまり考えずに価格だけを見て購入してしまうと、色々な失敗をしてしまう可能性があります。
ここからは、安さだけで選んでしまうと陥ってしまう可能性がある落とし穴を解説していきます。
粗悪品が届く可能性がある
ゲーミングチェアのほとんどは、中国で製造され日本人に販売されています。
中国で製造されている商品の中にも素晴らしく品質の高いものも多くありますが、中には粗悪品を販売しているゲーミングチェアメーカーも存在します。
例えば、商品が到着して確認してみると商品が入っている箱がボロボロだったり、ゲーミングチェアを組み立ててみるとネジがハマらずに組み立てることができないといったケースもあります。
そういった商品は無名なメーカーに多く見られる傾向があり、価格を優先してしまう方は安く販売している無名のメーカーから購入してしまいやすくなってしまいます。
高品質で高機能なゲーミングチェアの価格帯は、4万円から6万円ほどが相場となっておりこの価格帯のゲーミングチェアを購入することで失敗しにくくなります。
4万円から6万円ほどのゲーミングチェアは高いという方は、安くても2万円以上のゲーミングチェアを選ぶことによって失敗しにくい選び方ができます。
アフターサポートに差がある
ゲーミングチェアを安く販売するためには、製造する際にかかるコストを安くする必要があります。
そのため、使用する素材を安いものにしたり人件費を削ることで安く販売できるようにしています。
使用する素材を安いものにしていることでゲーミングチェアの耐久性は落ちてしまい、人件費を削ることでアフターサポートが整っていないことにつながってしまいます。
4万円から6万円ほどのゲーミングチェアを販売しているメーカーの多くは、日本に支部などを置きカスタマーセンターを設けている場合が多いですが、安いメーカーを販売しているメーカーは支部を設けていません。
そのため、ゲーミングチェアが壊れて問い合わせをしても電話が繋がらなかったり、繋がっても日本語で説明をしても理解してもらえないといったことへつながってしまいます。
毎日長時間座る椅子だからこそ、アフターサポートの整っているメーカーから購入することで長く安心して使用していくことができます。
失敗しない選び方で厳選したおすすめのゲーミングチェア
ここまで、ゲーミングチェアの選び方や価格優先の選び方に潜む落とし穴を紹介しましたが、ゲーミングチェアの種類はかなり多く1つ1つ確認するのは大変です。
ここでは、ゲーミングチェアの購入を検討している方に向けて評価や口コミの良いゲーミングチェアをご紹介していきます。
品質の良さや評判の良いものばかりなので、ゲーミングチェア選びの参考にしてください。
Natural Edge ハイエンドゲーミングチェア
価格 | 44800円 |
メーカー | Natural Edge |
素材 | PUレザー |
リクライニング | 180° |
アームレスト | 上下・左右・前後・回転 |
Natural Edgeは2022年からゲーミングチェアの販売を開始した国内メーカーになります。
中国でゲーミングチェアの製造は行われていますが、日本人が監修を行なっているためゲーミングチェアは日本人向けに低座面に設計されています。
座面には、高級ウレタンがふんだんに使用され低反発のクッション性となっており、広めの座面設計になっています。
座面が広く設計されていることで、長時間座っていても窮屈に感じることがなくゆったりと座ることができます。
価格は、44800円となっておりハイエンドモデルのゲーミングチェアの中では安い価格設定になっっているので、購入しやすいハイエンドゲーミングチェアだと思います。
また、保証期間も3年ついているので安心して使用していくことが可能となります。
AKRacing premium
価格 | 70498円 |
メーカー | AKRacing |
素材 | PUレザー |
リクライニング | 180° |
アームレスト | 上下・左右・前後・回転 |
大手ゲーミングチェアブランドから販売されているpremiumもおすすめできるゲーミングチェアです。
AKRacingはゲーミングチェアメーカーの中で1位2位を争うほど大手で、品質が高く高性能なゲーミングチェアの販売を行なっています。
その中でも、このpremiumは機能性の高いゲーミングチェアとなっており、ゲームをする方だけでなくオフィスワーカーからも人気の高いゲーミングチェアとなります。
座面は、高反発のクッション性となっており座ってもクッションが沈みにくくなっています。また、このpremiumには座面チルト機能がついており座面の角度を斜めにしたまま固定ができるようになっています。
価格は7万円台と高価格ですが、機能性などを考えると妥当な価格設定ではないかと思います。
商品リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B075R8DPJ5?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_6BHH725STWAF9B0DS8V9
DXRacer AIR Pro
価格 | 59260円 |
メーカー | DXRacer |
素材 | メッシュ |
リクライニング | 135° |
アームレスト | 上下・左右・前後・回転 |
AKRacingと同じくらい大手ゲーミングチェアメーカーのDXRacerから販売されているAIR Progは、全てがメッシュ素材でできているゲーミングチェアになります。
全てがメッシュ素材でできていることで、通気性が抜群になっており、ゲーミングチェアの中では1番蒸れずに座ることのできるゲーミングチェアえお言っても良いかもしれません。
座面には、座り心地を良くするためにスプリングサスペンションが搭載されています。これにより座り心地を良くしています。
メッシュで出来ているゲーミングチェアにはなりますが、耐久性もあるので安心して使用していくことができます。
しかし、座り心地に関してクッションがウレタンではないので他のゲーミングチェアと比べると座り心地が劣るので、座り心地重視の方は避けた方が良いかもしれません。
商品リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B09NTYNMXX?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_YECW1STRSQ1ZZ8GJ7ZCG
RAZER Enki
価格 | 59400円 |
メーカー | RAZER |
素材 | EPUレザー |
リクライニング | 152° |
アームレスト | 上下・左右・前後・回転 |
次に紹介するのは、RAZERから販売されているEnkiです。
RAZERは世界的に有名なゲーミングデバイスメーカーで、ファンが多いメーカーとなっています。
なかには、RAZERの製品でPC周りを統一させるというファンも少なくなく、プロゲーマーも多くRAZER製のデバイスを使用しています。
そんな、RAZERから販売されているEnkiの素材には、EPUレザーが使用されており、通常のPUレザーよりも高い耐久性がある製品となります。
また、ゆったりとした設計になっており推奨身長が166.5cmから204cmまで対応できるようになっています。
ハイエンドモデルの中では、中間あたりの価格設定になっています。
商品リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B09KNNR8F7?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_M1CQ9PB2ZBD0XNT3XT7Q
noblechairs ICON
価格 | 54800円 |
メーカー | noblechairs |
素材 | PUレザー |
リクライニング | 135° |
アームレスト | 上下・左右・前後・回転 |
高級ドイツ車に座っているかのような座り心地を得ることのできるnoblechairsのICONです。
高級車のような座り心地は、安定した座り心地を実現してくれるため、座りっぱなしでも疲れにくくなります。
また、高級ドイツ車をイメージして作られているため椅子の表面素材には光沢があり、高級感のあるゲーミングチェアになっています。
背もたれがカーブしており、使用者の身体をやさしく包み込んみ、長時間の着座姿勢をしっかりとサポートしてくれます。
デザインも、シンプルで高級感あふれる見た目になっているのでICONを部屋に置くだけで高級感のある空間を作ることができます。
価格は、ゲーミングチェアの中では中間の価格設定になっており長く使用していくことができるので、おすすめできるゲーミングチェアになります。
商品リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B07HMHNSDF?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_9FQZP9CPY6W97HG2RX69
最後に
今回は、ゲーミングチェアの選び方をご紹介しました。
ゲーミングチェアは正しい選び方で選ぶことで、長時間座っても疲れにくい環境を作ることができます。
長時間座り続けることのできる環境を作るためにこの記事を参考にしてみてくださいね。
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