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ブラウザからGoogle Homeを喋らす

テクノロジー
この記事は約8分で読めます。

こんにちは!なりかくんです。
今回は、ブラウザから自宅にあるGoogle Home Miniを喋らそうと思います。

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動作環境

今回は、Nodejsを使って開発していきます。
ウェブのフレームワークとしてExpress、
Google Homeへの送信と音声合成はGoogle TTS APIとcastv2-clientを使ってできるんですが、
今回はそれをまとめられて簡単に使えるgoogle-home-notifierを利用します。

また、Express Generatorも使います。

必要なパッケージをインストール

ウェブのフレームワークとなるExpressとExpress Generatorをインストールします。
まず、以下のコマンドを実行します。

npm install express

このようになればExpressはオッケーです!

次に、Express Generatorです。
以下のコマンドを実行します。

npm install -global express-generator

このようになればオッケーです!

Express Generatorで雛形を作る

では、Express Generatorで雛形を作ります。
以下のコマンドを実行します。

express --view=pug

destination is not empty, continue? [y/N]と出てきますので、yを入力してエンターをします。
完了したら以下のようになります。

必要なパッケージを追加でインストール

まだ、必要なパッケージがあります。
ここでは、npm installと入力するだけでおっけーです!

npm install

次にメインのgoogle-home-notifierをインストールします。
これも先程のように以下のコマンドを実行します。

npm install google-home-notifier

これには少し時間がかかるかもしれません。
インストールが完了したら以下のようになります。

ですが、このままでは動かないです、、
node_modulesというフォルダーの中にgoogle-home-notifierというフォルダーがあるはずですので探して開いてください。
その中にpackage.jsonというファイルがあるはずです。このファイルを開きます。
以下のようなコードがあるかと思います。

"dependencies": {
    "body-parser": "^1.15.2",
    "castv2-client": "^1.1.2",
    "express": "^4.14.0",
    "google-tts-api": "https://github.com/darrencruse/google-tts/tarball/british-voice",
    "mdns": "^2.3.3",
    "ngrok": "^2.2.4"
}

その中のgoogle-tts-apiの値を0.0.6に変更します。

"dependencies": {
    "body-parser": "^1.15.2",
    "castv2-client": "^1.1.2",
    "express": "^4.14.0",
    "google-tts-api": "0.0.6",
    "mdns": "^2.3.3",
    "ngrok": "^2.2.4"
}

そして、node_modules/google-home-notifierに移動します。

cd node_modules/google-home-notifier

そして、google-tts-apiをアップデートします。

npm update google-tts-api

このメッセージが出たらおっけーです!

なぜいちいちこんなファイルを変えないといけないかというと、このgoogle-home-notifierが全く更新されて無くGoogleの仕様変更に追いついてないからです。
ですので、手動でアップデートする必要があるのです。

試しにプログラムを起動してみる

では、試しに現状のプログラムを起動してみます。
以下のコマンドを実行します。

npm start

そして、localhost:3000にアクセスします。
ここで、Express….と表示されれば正常にサーバーを建てれてます。

サーバーを対しする際は、Ctrl + Cを2回押します。
これで閉じれます。

コードを書いていく

では、コードを書いていきましょう。
まず、viewsのフォルダの中にform.pugというファイルを作ります。
そして、その中に以下のコードを書きます。このコードは入力フォームを表示するコードです。

extends layout

block content
  h1= title
  p #{content}
  form(method="post" action="/googlehome/post")
    input(type="text" name="text")
    input(type="submit" name="送信")

次に、routesのフォルダの中にgooglehome.jsを作ります。
そして、その中に以下のコードを書きます。このコードは、フォームを表示したり受け取った情報を処理します。

var express = require('express');
var router = express.Router();

router.get('/', function(req, res, next){
  var data = {
    title: 'Google Homeに喋らす',
    content: '以下に喋らす内容を入力'
  }
  res.render('form', data);
});

router.post('/post', (req, res, next) => {
  var text = req.body['text'];
  var data = {
    title: 'Google Homeに喋らす',
    content: text + ' と喋らします。'
  }
  res.render('form', data);
})

module.exports = router;

次に、app.jsを編集します。
app.jsを開いて以下のコードを21行目あたりに追加します。

var googlehomeRouter = require('./routes/googlehome');
app.use('/googlehome', googlehomeRouter);

これで一度動作確認をしてみます。
npm startを実行してlocalhost:3000/googlehomeにアクセスしてみます。
すると、先程デザインしたフォームが出てきます。

送信を押すと、/googlehome/postに移動してしっかりとPOSTが出来ていることが確認できます。

Googleに喋らすための準備をする

では、さっそくGoogle Homeに喋らそう。と行きたいところなのですがその前にGoogle HomeのIPアドレスを取得する必要があります。

IPアドレスの取得

Google HomeのIPアドレスを取得するには、Google Homeをセットアップしたアカウントでログインされたスマートフォンが必要です。
Google Homeアプリを開きます。そして、ホーム画面にある喋らしたいデバイスをタップします。
すると、ボリュームの画面が出てきますので右上の歯車マークをタップします。
接続が完了すると色んな情報が出てきます。一番下まで移動します。
すると、IPアドレスが書かれています。

僕の場合は、192.168.0.14でした。
このIPアドレスをどこかにメモするか覚えておきます。

喋らすコードを書く

では、皆さんお待ちかねの喋らすコードを書いていこうと思います。
といっても、コピペすればいいだけですよw
先程作ったgooglehome.jsの中にをこれに置き換えてください。
googlehome.ipのところは、先程メモしたIPアドレスを入れてください。
googlehome.deviceはGoogle Homeのデバイス名を入れてください。

var express = require('express');
var router = express.Router();
var googlehome = require('google-home-notifier');


googlehome.device('Google Homeのデバイス名', 'ja');
googlehome.ip('先程メモしたGoogle HomeのIPアドレス');

router.get('/', function(req, res, next){
  var data = {
    title: 'Google Homeに喋らす',
    content: '以下に喋らす内容を入力'
  }
  res.render('form', data);
});

router.post('/post', (req, res, next) => {
    var text = req.body['text'];
    googlehome.notify(text, function(res) {
        console.log(res);
    });
    var data = {
        title: 'Google Homeに喋らす',
        content: text + ' と喋らします。'
    }
    res.render('form', data);
})

module.exports = router;

これで完成です。

あとはプログラムを起動して、ブラウザから送信をすると喋ってくれるようになります。

スマホから喋らす場合はしっかりとサーバーのIPを指定してすると使えます!

終わりですっ!ばいばいっ!

コメント

  1. うちもGoogleHomeあるので喋らせてみます!!

    • ぜひやってみてください!

  2. Google Home ほしぃ!!

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