こんにちは、なりかくんです。
最近ショート動画ばかり見て気づけば深夜1時になっていた。っていう方も多いのではないでしょうか。そのショート動画を簡単に作ることができるAI動画生成ツール「Novi AI」を今回は紹介します。
AI動画生成ツール「Novi AI」とは?
今回紹介する「Novi AI」は、テキストとAI技術を組み合わせることで、誰でも簡単に動画を制作できるツールです。

なんといっても、一言入力するだけでストーリーを自動で生成してくれる機能などがあり、適当に動画を作りたいときにも重宝するツールです。
対応している端末は、インターネットに接続している端末で使うことができます!WindowsやmacOSのソフトはもちろん、iOS / Androidのアプリ、Web版などほとんどのプラットフォームに対応しています。
早速動画を作ってみる
では、早速動画を作ってみようと思います。「Novi AI」のホームページにアクセスして、「オンラインで試す」をクリックしてWeb版の「Novi AI」を起動します。


このような画面になります。まずは、「テキスト→AI動画」を試してみます。

今回はストーリーもAIに考えてもらいたいので、「AIクリエイション」を選択してどのようなシナリオかを入力します。
また、左側から動画のサイズとビジュアルスタイルを選択します。下で動画の長さも設定できます。

生成が終わると、シーン別に画像が生成されます。ただし、この時点ではそれぞれのシーンは全て画像です。
この「Novi AI」の凄いところはここからです。画像をアニメーション化することが出来るのです。


実際に今回出来た動画がこちらです。お金持ちという謎のストーリーだったのですが、いい感じに作ってくれました。
なお、動画のBGMやナレーションの声、テロップのサイズは設定で変えることができます。


「AIクリエイション」ではなく、「ストーリーを貼り付け」で生成したい動画のテキストを入力すると、物語ではなくそのまま動画で生成することも可能です。
「空からお金が降ってくる」というストーリーで動画を生成したのがこちらになります。
画像→動画 を試してみる
「Novi AI」のWeb版では、画像(写真)をアップロードして動画に変換する機能もあります。

今回は、自分のイラストを画像として渡してプロンプトに「ダンスする動画」と入れてみました。なお、動画生成のモデルは5種類用意されているみたいです。今回は、「Pixverse 4.5」を選んでみました。


実際に生成された動画がこちらです。いい感じにダンスする動画ができました。
Windows版を試してみる
では、次にWindows版を実際にインストールして試してみようと思います。
公式ホームページから、対応OSのところにあるWindowsマークを押して、「無料ダウンロード」をクリックします。


インストーラーに従って、インストールしていきます。インストールが完了すれば、起動しましょう。


こちらWindows版もWeb版と同じような操作感です。では早速「新しい動画を作成」をクリックして、動画を作ってみましょう。

Windows版では、ストーリーを作る際に「AI物語作成」という機能がありAIが作ってくれたストーリーを確認することが出来ます。
右側のメニューから、言語と物語のスタイル、主人公とストーリーを設定して「生成」をクリックするとストーリーの文章を自動生成してくれます。
物語のスタイルは、ファンタジー / 子供向け / SF / スリラー / ロマンチック / 冒険 / 神話から選択することが出来ました。

ストーリーが出来たら、「続く」をクリックします。すると、AIがストーリーを分析し始めます。

分析が終わると、プレビューが始まります。こちらもWeb版と同様に画像が最初はアニメーションではないので、「画像をGIFに変換」を押してアニメーション化する必要があります。
また、画像が気に入らない場合は「画像を変更する」を押して画像を再生成することが出来ます。

アニメーション化出来たら、確認して問題なければ「エクスポート」をしていきましょう。

生成には3分ほどかかりました。実際に生成された動画はこちらです。
ビジュアルスタイルを見てみる
では、次に「Novi AI」で生成できるビジュアルスタイルを全て試してみようと思います。
シナリオは全て「歩きスマホをしていたらコケる男の子」で行きます(笑)
※ 全ての動画を生成してから、「コケる」ではなく「転ぶ」にした方がよかったと気づきました。なので、全ての動画で転ぶ動作が生成できていません。
モダン
なぜか早送りですが、歩きスマホをしている男の子がしっかりとアニメーション化できています。
猫
猫がスマホを持って走っていますね。歩きスマホじゃなくて走りスマホですね。
ジブリ
最初だけ歩きスマホの男の子が居ますが、そのあとは商店街ですね。(謎)
ピクサー
ジブリと同じく、最初だけ正しく歩きスマホが描写できていますね。
アニメ
歩きスマホという部分では、かなり評価高いのではないでしょうか。なぜかどんどん離れていますが。
サスペンス
スマホ持っていた人どこいった!?って感じです。
油絵
サスペンスと同じで、スマホ持っていた人が秒で消える謎現象が起きています。
シネマティック
もうダメかもしれないですね。
ファミリーグー
歩きスマホの男の子が結構いい感じに出てますね。ただ、すぐフレームアウトするの何なんでしょう(笑)
水彩画
走りスマホしている男の子が書かれています。いい感じですね♪
マインクラフト
歩きスマホをしているスティーブが最初の方はいい感じにできてます。途中で誘拐されたのかな?
粘土
最初から最後までしっかり歩きスマホをしてくれている動画としては完璧なのではないでしょうか。
紙折り
他の動画は早送りが多いですが、この動画は男の子がかなりスローモーションですね。
線画
一番謎です。線画とは。
ステンドグラス
最初の方は、ステンドグラスが出てきていい感じ!って思ったら一瞬で普通の景色になっていました。
価格について
次に「Novi AI」の価格について紹介します。
支払いは、毎月 / 年間 支払いと永久版の3種類があります。
| 月間ライセンス | 年間ライセンス | 永久ライセンス |
|---|---|---|
| 2,980円 | 11,980円 | 14,980円 |
もし買うとすれば永久ライセンスがおすすめだと思います。ただ、一度使ってみないと分からないと思うので、まず最初は月間ライセンスで試すのがいいのかなと思います。
使って分かったメリット・デメリット
では最後に今回「Novi AI」を使って感じたメリットとデメリットをリスト化して紹介します。
- 簡単に使えるため、初心者でも安心
- ブラウザでも使うことができる
- 話題のAI動画をすぐに作ることができる
- 端末のスペックに依存しない
- プロンプト通りに動画を生成できない場合が多い
- ボイスの日本語読み上げが若干おかしい部部分がある
最後に
今回は、AI動画生成ツール「Novi AI」を紹介しました。これからどんどんAI動画は進化していくのではないでしょうか。期待が出来ますね。

是非一度試してみてください。再度までお読みいただきありがとうございました。


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